Quantcast
Channel: 生きていく美容皮膚科
Viewing all articles
Browse latest Browse all 856

今日も脳のシナプスを潰しにかかる夜 北新地"蜆食堂"

$
0
0

「北新地はなぁ

武田薬品と阪大医学部が作った街やねん。」
飲み友さんが言ってたっけ。
 
実はワタクシ、
北新地の点滴クリニックに潜入中である。
そしてオモロイ事が起きないか
待ち受けている。
 
「 あこがれの北新地」
なんて歌があるくらいで、
しがない田舎医者には縁のない世界と
思っていたんだけど。
 
ぺラペラのロングドレスだの
着付けがあんじょう行けてない和服姿の
それはキレイなお嬢さん方、
絵に描いたようなサラリーマンのおやっさん、
客待ちをする黒服の男たち、
 
それもミナミの黒服は
若い、虚ろな目をしたホスト崩れが
多いのだが、
北新地の黒服はなんとも言えない
横顔をした初老の男が多い。
 
土地により店が変わる客層がかわる、
 
 
社用族。なんてほぼ死語に近い人達の存在を
目の当たりにして
まずは楽しんじゃってる、
終わったら色々呑み食いできるしね。
 
こうやって酒の事色々書いてるし、
好きは好きなんだけど
酒はやっぱり、カラダによくありませんわ
 
だから 西心斎橋ゆうの、山三、みたいに
この人達が儲かるなら飲もう、と思うように
なってきた。
 言っとく。
アルコールは脳の神経細胞を破壊する。
 
同期の医者で大酒家がいてたまたま
頭のMRIをとったら 指導医から
 
「  お前、だいぶとアタマ
     アトロフィ( atrophy =萎縮 )
    きてるぞ〜」
て言われちゃったヤツがいる。
 
わかってるんだけど、仕方ないなぁ。
対策のしようが見えて来ているので
またおいおい、それも話しながら
酒はボチボチ。
 
で、また一軒 脳の神経細胞が多少減っても
飲みに行こうか、と思う店ができた。
 
北新地、人1人やっと通れる路地 蜆楽通り
 
益者三楽とは、
 
調和のとれた生活を楽しむ
人の美点を褒める楽しみ、
付き合って楽しい良い友達を持つ楽しみ、
という 論語の言葉から来ているらしい、
 
ふっと通り過ぎてしまうような、
小さい店に17時くらいから若いシェフがバイトの
お嬢さんとやってるよ。
 
小さいビストロだ、対応人数は4人くらいで、
それ以上だと多分待つ。
 
ワタクシ自身は夜中1時くらいに行くのが
一番好き。
北新地は飲食店が密集している加減で
飲食店同士のつながりがある、
この蜆食堂のお兄さん、人あしらいが上手で
近所のイタリアンのシェフが仕事終わりに
一杯飲みに来たりしている、
 
ワインはたいがい精通しているイタリアンシェフに
「 日本酒、いいですよ、
     チーズとよくあいます、」
なんて知恵を頂く。
同業者が来ているのはまず
信頼できる。
 
17時くらいの早い時間に
行かれるといいかもしれません、
シンプルではありますが、
日本酒と上手くマリアージュした
一品を軽く頂く店であります。
今はワインがメインですが
これからは日本酒率を上げたいとの事、
応援致します、
 
若い人が真っ当な商売で伸びようとするのは
応援したい、いつもそう思います。
 
医療の現場でも同様で
産科外科救急、この分野に進んで行く若い人達に
エールを送り、
彼ら彼女らが過度の勤務で消耗したり
犠牲にならないような
医療現場であってほしいと
常々考えています
 
美容? まぁ、ねぇ… 苦笑
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

↓当院のホームページはこちらをクリック↓

京都ロゴ

 

↓当院のスタッフブログ↓

 
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 856

Trending Articles