長堀橋
「 まゆのあな 」
も日本酒が多くて良く行く店である
米 山田錦 精米度 35%
日本酒度+5. 酸度 1.3
酒母 不明
純米大吟醸はたいがい 目が醒めるような
派手な香りと甘みが食前酒として需要が
ある気がする。
その先入観からするとおとなしい。
甘さ、というより旨みか強い
後でみたが3年低温下で熟成させた
大吟醸熟成酒である事判明。
しかも、紹興酒ぽい古酒香はない。
ワインのビンテージに倣って
日本酒も古酒を手探りしていると
思しいが、コレはビビッドなラベルの割に
柔らかで、実験作ではなかろうか。
ラベルに、ロットナンバーまで振られて
蔵元の意気込みだけはわかる。
だが 思い入れと出来上がった酒の出来とは
別モンだ。
多分、
年数を置けばおくほど旨みをます、
それも今までのような古酒香とは
違う香りの酒を模索中だろう。
酒の中のアミノ酸や糖が、なぜ時間と共に
変化していくのか…
この手の醸造酒は生きモンだなぁ。
一筋縄ではいかないさ。
生きモン相手するのは大変だよ
医療とおんなじでさ。