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Channel: 生きていく美容皮膚科
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コロナと同居していくんだな。

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もうゼロコロナなんて幻想だろう、

皆様もうすうす感じていると思う。

 

枝葉のしょうもない副反応がどうとか

受け売りの話したって仕方ない

 

この新手のウィルス、かかっても

仕方ないかもしれないが、なるべくなら

軽症で済ますためにもワクチンは必要だと思う、

私達はこの新手のウィルスと共存していかなきゃ

ならないんや、

 

 

それも今回新しい出たm-RNA ワクチン、

ファイザーモデルナ製がそうなんだけど、

この次から次へと変異していくウィルス株に対して

おそらく、迅速に対応できるため、

多分、今までのインフルエンザワクチンのように

今年のコロナ株に対してはこのワクチン、

と言うように重症化しないレベルを

探っていかないと仕方がない…

多分、近々のノーベル医学賞は

このワクチンを開発した女性科学者、

カリコさんになるのではないか。

 

まるでウイルスには意思があって、

自ら弱毒株に変異したりまた別の株を出したり、

私達人類とのギリギリの共存ラインを探って

いるようにさえ感じる。

 

 

スペイン風邪の歴史から

私達は学ぶことはたくさんある。

 

科学系の素養のない人には難しいかも

しれないが、もし旦那様お子さん、彼氏彼女で

生物系の学校に行かれている人なら

この本を読んでもらいたい。

ウチの形成外科の先生が

教えてくれた本でホントに面白い。

 

 

 

 

この本の中には

スペイン風邪を引き起こした

インフルエンザウィルスを確認するために

二度も永久凍土の下に土葬された

遺体を掘り起こし

その肺からウィルスのカケラを得た研究者がいた、

1952年、一回目の調査では生きたウィルスを

得る事なく、話は頓挫している

 

2度目は1997年、

たまたま見た”サイエンス”から

DNA のかけらを増幅できるPCR 法(!) を

見た彼は、

再度彼は凍りついた大地から死体を掘り起こす、

1回目の調査から45年、若い研究者は既に

70過ぎになっていた。

そして、

この発見されたウィルスはまさしくスペイン風邪の

ウィルスである事が分かり、

その末裔たちは

コロナ前に

インフルエンザウィルス、

“ ただの風邪"と称して

効くかキカンか分からないワクチンを

毎年用意するありふれた存在になっていた。

 

すなわち、

1918年にパンデミックを起こしたウィルスはキッチリ何げない顔して今まで私達と仲良く共存している。

 

弱った個体は死んじゃうかもしれんが、

健康な個体なら克服出来る。

 

同様の事が今回も起こりうる、

と言う事だ

 

“ with COVID の時代” 

 

どんな生活習慣が残るんだろうか。

“ 密を避ける生活”は

本来 私達人類には似つかわしくない

状態なんだけど。

 

なぜなら

私達に寄生している常在細菌それ自体は

多様性を求めるから。

次から次へと新しい株の細菌がやって来て

初めて活性化すること事がわかって来ている

 

私達が親密の意を込めて握手する、

本当に親密になればキスをする

それ以上の接触をする、

そんな行為に合わせて

私達の常在菌は交換される。

 

当然生の果物野菜についている酵母や

乳酸菌、発酵食品を食べても叶えられる

気はするけど、多分それだけではない。

 

ウィルスの一部のDNA はかかった人間の

細胞の中に残っている可能性もある、

実際、進化の一部はウィルス感染が

からんでいるのではないか?

 

と言う説もある、

 

With COVID の時代、

新しい意識や考え方がでても

おかしくない。

 

ちょっとワクワクしながら

コロナ明けを待つワタクシである。

 

 

ちょっと 虫の音が聞こえそうな

骨董… 良き良き

 

 

 

 

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