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Channel: 生きていく美容皮膚科
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”オオタの化粧品脳三徴'最後の3つめ。次の日から違う!

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次回、書きます!って言って半分だらけになっている

お話の多い事。

化粧品脳三徴

1, うるおい、乾燥でシワ、なるセリフの多用

2. Polycosmetics 多岐に渡る使用製品、

 とにかく色々使っている。

たくさん使わないと不安になる。

ここまでは、話したけど、

次は、やな。


3, 使用後次の日から違う感じがする!

 なる速攻性を実感する。


例を挙げると!

当院、シミの患者に、ハイドロキノン当たりを

渡しつつ、

“ シミに効くからねー" って渡すでしょう、

それで、一週間後くらいに

塗って次の日から違う…!

なんて言ったら、

化粧品のコマーシャルの見過ぎか、

思い込みのキツイタイプだと思う。


これ、ワタクシがとっても黒い医者なら

" そうでしょう!スッゴク効くんですよ、この薬、

 他にお化粧品もすご〜く効くのがあるから

 頑張って塗りましょうね!おねがいおねがいおねがい"

猫撫で声で言やあ、バンバン売れるんだろう、

化粧品屋はそんなんで儲けてんだからさ。


でも、それ、今のところ、理屈から考えたら

ありえんやろ、て思ったら

はっきり違うと思う、って正直にいう。


だってそうじゃないか。

ただでさえ、入りにくい表皮をくぐり抜けて

メラノサイトに届く、

そのメラノサイトのメラニンつくるチロシナーゼって

酵素をハイドロキノンがブロックする、

これでやっと黒いメラニンが出なくなる、

だけど、現状のメラニンはそのママだ。

次の日から

シロなるなんて有り得んやろ?


こういった心の動きは変につけ込まれたら

エライ事になる。

まだ、化粧品くらいで済んだらいい。

やられても万単位やろ。

が、

今のウチ、乗せられやすい心の隙がある事

自覚した方がええのと違うかなぁ。

カルトの餌食になるのも

このタイプかと思う。

それと、

真面目な忠告を受け入れない

“ 独特な素直でなさ” も

オマケでついてくる事も多く、

とにかくいつか目が覚めて頂きたい…


新興宗教のタチ悪さが取り沙汰される昨今、

冷静な科学的リテラシーを養う事やなぁ

反ワクチンとか変な自然派推奨とセットで

来る事多いからねぇ。


最後の兆候はまさに今言っておくにふさわしい…


お盆や。


最近、お仏壇にこんな絵葉書を置くようになった、

五木寛之 小説" 親鸞"の挿絵。


まるで劇の最後のアンコールに応えて

作中人物が、一同集まる絵葉書でツボにハマった。

真ん中で、法然さんが、

親鸞師を招いて、

“ あなたが主役なのだから…” 

促している光景が微笑ましい。




挿絵だけでも十分見応えがある、

流石大衆小説、するするワクワク読める、

とても面白い!


言うとくけどウチは浄土宗や。

以前、家にでっかい仏壇があって持て余している、

って言ったら、東京の人から

◯価学会員と間違えられ、縁を切られそうになった。

関西人の寺社仏閣仏壇との親和性は関東人の想像外

やったんや。


伝統仏教の強い所はカルトは少ないんだろうか、

ちょっと調べてみたら

少なくとも浄土真宗系が圧倒的に強い

北陸三県は◯価学会ですら少ない。

教育県とも住みやすい土地柄とも聞く。

やはり粛々と親から子へ継ぐモノがあるのは

良い事ではないのかなぁ、ちょっとしんどいけどねぇ、










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